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第3期部隊集合教育「レンジャー帰還式」

陸上自衛隊相浦駐屯地において12月7日(月)、第3期部隊集合教育「レンジャー」帰還式が実施された。
レンジャーとは、有事の際、主力部隊とは別に行動する少数精鋭のチームで敵陣深く侵入し重要攻略目標を奪取又は排除する事を目的とし、強靭な肉体と不撓不屈の絶対に諦めない強い闘志が求められ、陸上自衛隊の隊員の中でも特に能力が高いものとされている。
今回の第3期部隊集合教育「レンジャー」には水陸機動団の各部隊から素養試験を合格した隊員が本教育に臨んだ。
 9月28日(月)から約三か月間、当初は徹底的に基礎的な体力づくりを行い、さまざまな武器の取り扱いなどの知識・技能を習得する等各種訓練を通じて頭と体に叩き込んだ。
その後は県内及び九州各地の演習場や山地などでの実践的な行動訓練、約50キロの重い荷物を背負いながら飲食や睡眠を制限し、生存自活等で命を繋ぐ過酷な連続状況下での最終想定訓練に励んだ。
 最終想定を終え駐屯地にヘリで降り立った28名の隊員達は先輩隊員が準備した爆竹が鳴り響く中、多くの家族や関係者らが出迎える中を最後まで力強く歩き帰還した。
帰還式では訓練担任部隊長の第2水陸機動連隊長(武者利勝1等陸佐)の訓示ととともに、参加隊員はレンジャーの証しである徽章を授与された。
隊員皆、気力体力の限界をむかえながらも、大きな達成感と共に、より逞しくなった姿に感動した。この隊員達が最前線で私たち国民を守ってくれているということを誇らしく思い、基地のある街の市民として、自衛隊のことや彼らの頑張りをもっと広めていかなければならないと感じた。