日米仏豪共同訓練(ARC21)
陸上自衛隊訓練風景
海上自衛隊訓練風景
海上・陸上自衛隊と米軍、豪軍、仏軍は防衛協力関係を強化すべく共同訓練「アーク21」を実施した。
◆陸上自衛隊では仏陸軍及び米海兵隊と国内の演習場で初めて実施する実動訓練。5月11日(火)から5月17日(月)の期間、相浦駐屯地、霧島演習場及び九州西方海空域にて空中機動、陸上作戦等の水陸両用作戦に係る戦術技量及び作戦遂行能力向上を目的に実施した。担任官は陸上総隊司令官 前田忠男陸将。参加部隊は次の通り。陸自からは約100人、仏陸軍は約60人、米海兵隊は約60人が参加した。
・陸上自衛隊 水陸機動団、西部方面航空隊
・仏陸軍 第6軽機甲旅団
・米海兵隊 第3海兵師団、第3海兵兵站群、第1海兵航
空団
◆海上自衛隊は、島嶼防衛にかかる海上自衛隊の戦術技量の向上および米豪仏海軍との連携強化が目的。訓練期間は5月11日(火)から5月17日(月)(17日は予備日)。訓練海域は東シナ海。参加部隊は次の通り。
・海上自衛隊 護衛艦「いせ」、「あしがら」、「あさ
ひ」、「こんごう」、輸送艦「おおすみ」、ミサイル艇
「おおたか」、「しらたか」、哨戒機、潜水艦
・米軍 ドッグ型輸送揚陸艦「ニューオリンズ」、P―8
A、MV―22
・豪軍 フリゲート艦「パラマッタ」
・仏軍 強襲揚陸艦「トネール」、フリゲート艦「シュル
クーフ」